油圧シリンダーに油圧ユニットを一体に
取り付けることにより、それぞれを結ぶ
油圧配管作業をなくしました。
独立したアクチュエーターとして利用
する為、停止時は油圧力によって確実に
位置を維持し、必要とする作動運転で
サイクルロスを最小とできます。
又、圧力損失の極小化により機械効率は
ボールネジ式電動アクチュエーターと
同等(当社比)です。
油圧ユニット部は、油圧シリンダー
チューブにクランプされ、軸方向及び軸
を中心に円周360°自由に位置を変える事
ができるので、使用の際のレイアウト
設計が容易です。
専用のバルブにより負荷を確実に保持し
過負荷に対しては自己保持回路で、安全
なアクチュエーターです。
油圧駆動の最大の利点である
パワーデンシティ(出力重量比)に優れ、
同機能の電動パワーシリンダ―と比較しても
重量及び体積が1/2とコンパクトです。
動作ロスを少なくして、発生熱量をおさえる事が
できる為、油圧シリンダーの作動変化量に応じた
少量の油量で、保守管理を含め環境面に
配慮されています。
生分解性作動油も使用可能。
集積カートリッジ弁の採用により、柔軟な回路変更
に対応可能な上、非常にコンパクトです。
設備の長寿命化に有効なショックレス制御の採用に
より加減速等の良好な速度制御が可能です。
商用電源に繋ぐだけで安全で確実な
大きな出力を発揮できます。